カンホアの塩 |
味だけで言えばもっとおいしいと思う塩もあるんだけど、1kg2000円なんてものだと「お塩様」って感じでパスタ茹でるのにドーンと入れたりができない。塩って当然しょっぱいんだけど、うんとしょっぱい塩や甘いと感じる塩がある。
で、「普通に使うには最高に高くても1kg1000円程度だよな」と考えて、あれこれ検討した結果、長い間「カンホアの塩」を使っている。これはベトナム産だったかな。東京を中心に考えると沖縄の粟島など南方の塩の方が甘みがあるようだ。ヨーロッパの岩塩もおいしいし、高価でもおいしい塩を少量買って楽しむのもいい。
毎日使うカンホアの塩は1kgで買うと1000円ぐらいだが、20kgまとめて買うとほぼ半額になる。だから、一人胴元を作って僕は彼から1kg750円で売ってもらっている。自分が胴元をやると、粉だの塩だので収拾がつかなくなるのだ。胴元になると、20kg買って1kg500円で使えて、誰かが1kg750円で買ってくれればさらに安く塩を使えるという双方にとって得になるシステムを考えて、長いこと実行している。
そういうわけで、御茶ノ水ディスクユニオン前などで、年に何回か1000円分の塩を受け取ったりなんかしている。

写真のように顆粒の物を手に入れて、スープなどに使うのは顆粒を使い、普通に使うにはミルで砕いている。